カイロスキの事業領域


カイロスキの価値提供
2022年度の傾向について
2022年度の傾向として、eVTOL(イーブイトール)に関するご支援も多くさせていただきました。
ドローンやそれに類する次世代モビリティなどのモータ駆動制御や高電流・高電圧でありながら小型化をしたり、それに耐えうる回路や基板の開発、機器への高い信頼性が求められるようになってきていると感じます。
また、世界的な部品供給不安に加え廃盤の影響もあり入手性の良い部品への切り替えなどを検討される企業様が増え、部品変更に伴う電子回路への影響懸念のご相談も多くいただいております。
一見同じような部品であっても、繊細な機器であれば微々たる特性の変化で性能に影響する場合も少なくないからだと思われます。
また、調達していた基板自体が廃盤になることもあり、
「現状基板を解析し、同等性能の基板を造れないか」というご相談も増えております。
*リバースエンジニアリング
次より、具体的にカイロスキが何ができるのかをカテゴリ別にご説明をさせていただきます。
カイロスキができること

回路設計について
新規案件のアナログ領域を任せたいなどのご相談から、回路検図・コンサルを頼みたい など小さな事からお気軽にご連絡いただいております。
カイロスキの強みとしては「課題を共有」をいただけましたら、蓄積された知見より課題解決の道筋をご提案させていただいております。

基板設計について
カイロスキの基板設計は、繊細なアナログ部品の配置構成やパターン幅・長さを考慮し、可能な限り改版を無くす目的で設計いたします。
新規開発はトライ&エラーで進める事がセオリーですが、カイロスキではできる限り
「改版を減らす」ことを目的とし、しっかりと設計段階でリスクを挙げ、対策を行った上で試作へ移行いたします。
また、試作検証データから性能向上のためのチューニングを行えることも強みです。

検証・EOL対応やリバースエンジニアリング(復元・再現)について
特に最近は入手性の良い部品への置き換えや廃盤品の対応など多くのご相談をいただいております。
EOL対策と併せてリニューアルを行いたいというご相談も多く、部品の置き換えに加え、一部部品や回路をICやCPUに取り込んだり、高出力化・高効率化(消費電力削減)などに伴う解析要望のご相談も多くいただいております。
現行基板を改めてデータ検証した際に、「意外とギリギリのスペックだった」と肝を冷やされる方もおられ、リニューアル機器にそのまま使えると考えていた電源回路やモータ制御部がリニューアルによって「動かなくなる」というお話も少なくありません。
このようなトラブルを無くすためにも「検証」工程は非常に重要なストッパーであり、結果的に
検証コストを超えるの価値を感じていただけると考えております。
ただ、検証といっても際限がありませんので、「ここまで検証されるのはいかがでしょうか」とカイロスキより検証範囲とその根拠について予めご説明をさせていただきます。
WEB会議や情報共有アプリでの対応も可能ですのでお気軽にご相談ください。
お気軽にお問合せお待ちしております。